CTスキャンしたデータをそのまま熱流体数値シミュレーションすることが可能です．

CTスキャンですから，医学で使われているものと同様，あらゆる角度から，熱流体情報を知ることができます．

つまり，任意の箇所を輪切りにして，繊維そのものや繊維で構成される空間の，温度，圧力分布，そして速度ベクトルを知ることができます．

これは実験的研究では決して得られない情報です．

なお，これらの成果は三菱マテリアル中央研究所との共同研究によるものです．