国立大学法人 電気通信大学 榎木研究室

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活動の報告

【安倍宏行氏の記事共有】エネフロ と Japan In-depth 

投稿:榎木

1月18日にニセコにてプレス公開を行いました.

1月23日には,安倍宏行様が直接私達の作業現地であるニセコで取材し,研究の紹介をエネフロ(ENERGY FRONTLINE;中部電力のWebメディア)の記事をご執筆して取り上げてくださいました.
以下,エネフロの記事
https://ene-fro.com/article/ef328_a1/

安倍宏行氏は,元フジテレビ解説委員で,ジャーナリスト 兼 複数のメディア編集長でいらっしゃいます.
(謝辞:安倍様のご厚意でお写真をいただきました.この場を借りてお礼申し上げます.この記事の下の欄に,プロフィールを掲載しています)

安倍氏のYoutube番組
https://www.youtube.com/@japanin-depth6970

その影響力のおかげで,多くの方に読んでいただき,ネット上の期待のお声と,手厳しいご意見とが出てきているようで,ディスカッションを拝見することができて,とても勉強になります.
積雪発電といっても温度差発電であることは,以前から話しています.しかし,融解時に冷たくて密度の高い水と雪があるからこそ,発電効率が上がっています.
熱サイクルにおいては低温熱源が必要であるため,通常は大気中に熱を捨てなければいけないか,強制的にラジエーターにファンをつけて電力を消費しながら冷却する必要があります.しかし,雪国で寒い地域だからこそできる天然の冷却器があると考えれば,利用しない手はありません.
これが発電と融雪できることに加えて,今後の新たなエネルギー確保として,社会に有意義であるという見通しが学術的にも明らかになってきました.そこで本研究室の学生全員(修士と学部生)にもプロジェクトへ積極的に携わってもらいました.結果的には,彼らの活躍がなければ成功しなかったかと考えています.
理論を机上の空論で終わらせずに,本プロジェクトを通して実証できたことが大事な点で,社会人に交じって学生達と共に,小さな発電所を作った経験は何にも代えがたい経験です.

今回,安倍氏が記述された記事は,客観的に忠実に記述されていること,そして専門家でなくてもすんなりと頭に入る文章をご執筆くださったことが,発信された私としても非常に嬉しく感じています.

第二段として,本日2月5日付けで,今回の実験場となったニセコ東急グランヒラフスキー場は,スキー場の使用電力100%が再生可能エネルギー化されているという記事を,安倍氏が編集者としてご執筆なさり公開されました.
以下,Japan In-depthの記事
https://japan-indepth.jp/?p=81082

今後も私達の研究をトラッキングしてくださるとのこと,そして取材した方と有意義な人脈形成をお手伝いしてくださると仰ってくださっています.
安倍宏行氏のお力添えがあることで,今後,私達の研究にどんな未来が待っているのか,私も想像ができず楽しみです.

安倍宏行氏プロフィール

1979年  日産自動車入社 海外輸出・事業企画
1985年  国際大学大学院国際関係学科修士課程卒業
1992年  フジテレビ入社 報道局 政経部記者
1996年  ニューヨーク支局 特派員・支局長
2001年  外信部デスク
2002年  ニュースジャパンキャスター
2003年  経済部長
2005年  慶応義塾大学メディアコミュニケーション研究所非常勤講師(10年7月迄)
2006年  経済部長 
2010年  解説委員 BSフジLIVE「プライムニュース」解説キャスター(~13年3月)
2013年   9月フジテレビ退社、株式会社安倍宏行設立
2013年  10月ウェブメディア”Japan In-depth” 創刊、危機管理コンサルタントとして独立 

日産自動車を経て、1992年フジテレビ入社。
政治・経済部記者、ニューヨーク支局長、解説委員などを歴任。
その後、報道番組「ニュースジャパン」キャスター、元BSプライムニュース解説キャスターを務める。2013年フジテレビを退社。同年、株式会社安倍宏行設立、危機管理、広報支援、人材育成、コミュニケーションなどのコンサルタントとして独立。ウェブメディア「Japan In-depth」を立ち上げる。著書に「絶望のテレビ報道」(PHP研究所)

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