研究室 修士学生 が筆頭で執筆した国際論文が Applied Sciences (IF=2.45) にて採択・掲載
1月29日,Applied Sciences (IF=2.45) に掲載されました.
筆頭著者は修士2年の大友優甫君で,実験装置設計・作製から,そして実験データをまとめ論文執筆に至るまで,たった1年弱で成果を出してくれました.
博士2年のEdgar君も共に論文採択に大きな貢献をしてくれました.
掲載ページ:https://doi.org/10.3390/app11031237
論文の内容は,一般的な冷凍空調機等の全方向から熱が出入りする伝熱管とは違い,例えばEV自動車(蓄電池)や新幹線のインバーターなど,片面から熱が出入りする長方形流路伝熱管の性能向上について実験結果をまとめています.
性能向上のために,従来の伝熱面に,多孔質体を焼結結合させていて,最適な多孔質体高さなどを明らかにして結果をまとめた論文です.
今回提案した伝熱菅は,従来の最大値 2MW/m2 よりも高い性能を示し,3MW/m2 と非常に大きな熱を除去できることが明らかになりました.
(例えば原子力発電所が 2MW/m2 程度なので,1.5倍もの熱除去能力.ホットプレートは 0.1MW/m2,ロケットは 10MW/m2 程度)
タイトル:Enhancement of Subcooled Flow Boiling Heat Transfer with High Porosity Sintered Fiber Metal
著者:Yusuke Otomo, Edgar Santiago Galicia and Koji Enoki
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