NEC製スーパーコンピュータ SX-Aurora TSUBASA
地球シミュレータや人工知能など膨大な計算量に応用されているNEC製のスーパーコンピュータ SX-Aurora TSUBASA が2020年度より本研究室に導入し運用されています.
高度で複雑な数値シミュレーションの時間短縮が可能となるため,混相流分野や機械学習等に積極的に活用しています.
現在はNEDOプロジェクト専用機として使用しています.
<スペック>
実効性能 8.6 TFLOPS
(2000年のスパコン世界一位のIBM ASCI Whiteが 7.2 TFLPSで,その重さは106トンとほぼ飛行機と同じような重さ(B777の機体のみ重量 約 160 トン),消費電力は3MWで電気通信大学全体の最大電力使用3.6MWとほぼ同等,小規模火力発電所の発電能力と同程度!)
<JAXA所有のスーパーコンピュータとの性能比較>
TOKI-RURI 2.99 TFLPS (研究室所有スパコンが約3倍高性能だがJAXAは 4台のシステムを所有)
TOKI-SORA 19,400 TFLPS (研究室所有スパコンよりも約 2,300倍高性能!すごいです...)
<富岳との性能比較>
富岳 442,010 TFLPS (研究室所有スパコンよりも約 55,250倍高性能!)
謝辞
この装置は,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業(18101012-0)で得られたものです.
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